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手前に広がる新緑は馬追丘陵で,石狩低地東縁断層帯に関連した活構造による地形である.残雪のスカイラインは,夕張岳蛇紋岩メランジュをコアにした中生代の地層からなる構造山地である.千歳市新千歳空港より北東方向の眺望.(中川 充)- 1/16 枚目 -
北海道の背骨と呼ばれる日高山脈を西側から遠望したもの.残雪の山並みが鮮やかである.日高山脈は千島弧が北海道へ槍のように衝突し,下部地殻〜上部マントルまでの地殻断面を押し上げて形成された衝突山脈である.新ひだか町旧静内付近から.(宮下純夫)- 2/16 枚目 -
古倶知安湖”の湖底堆積物.支笏火砕流堆積物の二次堆積物からなる.明瞭なフォアセット斜交層理を示し,湖底に形成されたデルタの堆積物である.斜交層理部の上位には水平なセットが載っており,頂置層(top-set bed)と考えられる.倶知安土採り場,倶知安町南四線西7号付近.(関根達夫)- 3/16 枚目 -
>十勝平野から北部日高山脈を望む.早春の十勝平野の風景と残雪の山並みは,坂本直行の風景画を思い起こさせる.鹿追町鹿追付近から.(宮下純夫)- 4/16 枚目 -
2018年胆振東部地震による大規模地すべり.新第三紀堆積岩からなる山体が尾根部(左奥)から大規模に崩壊-滑落した.中央右がその移動ブロック.この地点は,震央からわずか数 km しか離れておらず,激しい地震動により大規模な岩盤すべりが発生したと考えられる.厚真町日高幌内川上流部.(関根達夫)- 5/16 枚目 -
右側より最高峰の幌尻岳,ピラミッドのトッタベツ岳,なだらかな北トッタベツ岳,険しい山稜の1967m峰が連なっている.日高山脈第3の高峰なのに名前がないのも北海道ならでは.トッタベツ岳には日高主衝上断層が走っており,その手前側(西側)はポロシリオフィオライトが露出している.平取町振内から.(宮下純夫)- 6/16 枚目 -
札幌市の西部には 1,000 m 前後の山々が連なっている(札幌西方山地).その多くは,新第三紀~第四紀の火山活動に関係したものである.左から,藻岩山・砥石山・神威岳・百松沢山・手稲山・ネオパラ山など.中央は豊平川河川敷.その向こうはJR苗穂鉄橋.札幌は,西方山地に端を発する豊平川の扇状地上に発達した都市である.札幌市北13条大橋から.(宮坂省吾)- 7/16 枚目 -
札幌近郊の山並み.札幌の西方には千メートルを超える山々が連なっている.左側から純白の無意根山・砥石山・藻岩山・雲がかかっている神威岳・烏帽子岳・百松沢山,そして純白の余市岳などである.手前側には平坦な野幌丘陵が広がっている.2023年5月,東野幌から.(宮下純夫)- 8/16 枚目 -
大雪山の南東に位置する十勝岳連峰は,十勝岳を中心にして,写真左端の美瑛岳,噴煙をあげる十勝岳,上ホロカメットク山,右端の富良野岳が連なっている.十勝岳は北海道でも最も活動的な火山の一つで,その噴火による火山堆積物や泥流堆積物が,風光明媚な美瑛付近の丘陵地形を形成した.2023年9月,美瑛町美馬牛付近から.(宮下純夫)- 9/16 枚目 -
斜里町斜里漁港から見た厳冬の知床連山.千島列島(火山弧)から連続し雁行状に配置する火山列の一部である.写真右端のなだらかなピークが遠音別岳.中央右の特徴的な円錐形のピークが羅臼岳.中央左に見える鋭く白いピークが硫黄山である.その左に遠く見えるのは知床岳.手前はオホーツク海と流氷.斜里町立知床博物館 臼井 平 学芸員撮影.(合地信生)- 10/16 枚目 -
空から見た冠雪の十勝岳-大雪連峰.北海道の最高峰を含む千島火山弧西端の火山地帯の風景.手前左に見えるのが前富良野岳-富良野岳.写真右に見える整った円錐形のピークが下ホロカメットク山.写真中央の鋭いピークが十勝岳で.右へ美瑛岳-美瑛富士-オプタテシケ山へと続く.その奥に白く輝くのが大雪連峰である.2023 年 11 月,十勝岳南方上空から撮影.(中川 充)- 11/16 枚目 ->
霧多布湿原は,浜中湾と琵琶瀬湾に面した面積 3,168 ヘクタールという国内5番目の広さを持つ湿原である.縄文海進後の海面低下により約 5,500 年前に形成されたとされている.写真右が琵琶瀬市街と琵琶瀬湾.その左を流れるのが琵琶瀬川.浜中町琵琶瀬展望台より撮影.(嵯峨山 積)- 12/16 枚目 -
後志利別川の瀬棚層露頭.露頭の上部は暗灰緑色細粒砂岩を主体とし,斜交層理が発達する.下部は灰白色軽石質粗粒砂岩からなる.河床にはオーロラニシキの貝化石が多数みられる.この露頭は瀬棚層下部(花石砂礫岩部層)の模式地となっており,下位(上流側)に露出する黒松内層との不整合関係が観察できる.瀬棚層の年代は 60 ~ 120 万年前(第四紀更新世前期~中期)とされている.今金町中里付近.(松井 昭)- 13/16 枚目 -
安平町早来の火山噴出物露頭.のどかな牧場風景の中に支笏・恵庭火山から噴出した後期更新世~完新世の降下火山灰・軽石層が良好に露出し,上部には樽前火山噴出物が重なる.露頭左側には谷地形を埋めた部分が見られる.火山灰層の中には,正断層群によるリフト状構造・火山灰層の擾乱変形など多彩な構造が観察されるが,その成因や形成時期等は必ずしも明らかではない.安平町早来富岡.(松井 昭)- 14/16 枚目 -
1944年噴火から80年の昭和新山登山の際に撮影した洞爺カルデラ湖と壮瞥盆地.昭和新山はデイサイトの溶岩ドームで,形成から 80年経った現在も噴気している(人物の向こう).左端に見えるのは有珠山(大有珠).洞爺湖中島の奥に羊蹄山が重なっている.その左はニセコ火山群.洞爺湖外輪山右側は畑地が広がる長流川流域の壮瞥盆地.その向こうに遠く鋭い形の徳舜瞥山が見えている.昭和新山頂上付近から 2024/09 撮影.(関根達夫)- 15/16 枚目 -
室蘭・絵鞆半島の南部、銀屏風と言われる断崖。1,000万年前の活発な海底火山の活動の跡が見事に残されている。真っ白の美しい地層は、爆発的な噴火による軽石流堆積物である。向かって左側→右側の方向に流れて堆積したものと推定されている。2024/10 観光船から撮影.(堺 俊樹)- 16/16 枚目 -


 サイト更新:2025年10月5日

最新情報:2025年10月5日 更新

2025/10/5:TOPページスライドショー再開

停止していたスライドショーを再開。16枚目に室蘭・絵鞆半島の断崖写真を追加


2025/07/31:サイト全体のスタイルを変更

情報基盤担当の交代に伴い,HRCGウェブサイト全体の表示・スタイルおよび動作を,シンプルでサステナブルなものに変更しました.

更新に伴って,お使いのブラウザのキャッシュ状況によっては,古いデータが読み込まれ表示が不正になる場合があります.その場合は 各種Tips - サイトの表示が乱れる時 - をお読みください.


2025/07/29:サイト更新の事前アナウンス

07/31(木) 午後,HRCGホームページのサイト更新を実施します.実施時間の詳細は未定ですが,30分~1時間程度の予定です.

更新は多岐にわたりますので,その間ホームページが正常に表示されない場合がありますので,その旨ご承知ください.


2025/07/21:第18回公開講座の詳細を公開

公開講座のページに,2025/09/06 に開催される第18回公開講座『失われた川を尋ねて サッポロ川物語』の詳細と宣伝パンフレットを公開しました.


2025/06/29:第8回論文輪読会のご案内

日時:2025/08/04(月)14:00 - 15:00

  論文紹介者:君波和雄 会員

※ 詳細は セミナーページ をご覧ください.


2025/06/20:フォーラムページに新しい記事掲載

フォーラムページに高波鐵夫会員の『北海道太平洋沿岸に現れた地震直前の明瞭なサイスミック・ギャップ』を公開しました.


2025/06/06:北海道新聞に HRCG の紹介記事掲載

アウトリーチのページ に,2025 年 6 月 6 日付の北海道新聞に掲載された HRCG 紹介記事についてのアーティクルを加えました.


過去の情報(おおむね3か月以内)

2025/05/22: フォトギャラリーに新しい写真を追加.

会員提供フォトギャラリーに,石崎会員による日高山脈カールの空撮写真を追加しました.なお,中川会員による海跡湖のサンゴソウの写真を既に追加しています.


2025/05/19:2025総会報告を掲載

会員向けページに,2025年通常総会の報告 を掲載しました.


2025/05/15:2025総会議案書を掲載

会員限定ページに,2025年通常総会の議案書 ほかの資料を掲載しました.


2025/05/06:関連イベントを掲載

関連イベントの項目に,2025/05/25 に開催される「地質の日」記念講演会を掲載しました.

※ 終了しました ※


2025/05/04:2025年通常総会特別講演の要旨を掲載

会員向けページに,2025/05/17 に開催される 2025年通常総会特別講演の要旨 を掲載しました.


2025/05/03:2025年通常総会の詳細を掲載

会員向けページに,2025/05/17 に開催される 2025年通常総会の詳細 を掲載しました.


2025/05/03:会員向けページの構成を変更

会員向けページに,新たに『理事長からのメッセージ』『総会記事』『総会特別講演』の項目を新設し,『各種報告など』の項目を削除しました.

これに伴って,これまでセミナーページにあった総会特別講演の項目を会員向けページに移設しました.


※これ以前の情報は 「過去のニュース」のページで 閲覧できます.

イベントカレンダー

第8回論文輪読会(2025/08/04)

第18回公開講座『サッポロ川物語』(2025/09/06)

第19回公開講座『フシコ川物語』(2025/12/06)


関連イベント

※ 地質学に関係するイベントで HRCG会員に紹介すべきものをピックアップしています.詳細については,それぞれの主催リンクをご覧ください.


(現在,ご案内するイベントはありません)

※ 過去に掲載したの関連イベントのリストは こちら


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