約4万8千年前に倶知安町市街付近に広がっていた古倶知安湖で堆積した真狩別(まっかりべつ)層の露頭.露頭の下部は軽石などを含む砂層で,黒色のスコリア層を挟んでいる.その上位は暗灰色/明灰色の mm オーダーの粘土薄層からなる縞状堆積物で,湖沼成層の特徴を示す.露頭の上部 1/3 には支笏火砕流の再堆積物が不整合に重なっている.自衛隊倶知安駐屯地の西側にあり,現在は観察不可となっている.(嵯峨山 積)
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