旅客機の窓から見た芦別岳

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中央右の冠雪のピークが芦別岳である.その右奥は富良野市街で,富良野盆地がその向こうに伸びている.芦別岳やその西側に見える鋭いリッジは,空知層群などの海洋性岩石と低温高圧型変成岩類からなる.芦別岳とリッジの間には凹状の緩傾斜部があり,蛇紋岩の分布帯となっている.リッジの左側には,白亜紀蝦夷層群中の石灰岩体も見えている(崕山).北海道中軸部の地質構造が垣間見える風景である.2023 年 11 月,夕張岳上空から撮影.(中川 充,画像編集・解説:川村信人)

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