層状斑れい岩のスランピング構造

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幌尻岳北カールには,層状構造の発達した層状斑れい岩(トロクトライト)が観察される.優黒質な部分はかんらん石が濃集しており,白っぽい部分は斜長石の濃集部で,高速拡大海嶺下のマグマ溜まりで形成されたものである.これらにはしばしばスランピング構造(層内褶曲)が発達しており,マグマ溜まり内での変動を示している.1972年撮影.(宮下純夫)

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