ムサンダム半島は最高2,000 m前後の標高をもつ山岳地帯となっており,その大部分はテチス海縁辺部で堆積した中生代の地層からなっている.この写真は,標高1,500 m付近で観察される化石床の様子で,中生代末に絶滅した厚歯二枚貝(Rudist)や巻貝類などの貝化石が密集しているのがわかる.(宮下純夫)(説明補足 川村信人)
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