第10回公開講座:2018年胆振東部地震の地盤変動の全容
平成30年北海道胆振東部地震の規模はマグニチュード6.7で,震源の深さは37 km,最大震度は7 であった. 強震動により,厚真町を中心に広い範囲で大小1万箇所近い土砂崩れが発生し,崩壊総面積は明治以降で日本最大の推定約13.4平方キロメートルであった. 土砂崩れは樽前・恵庭火山などの降下軽石層が関係する斜面の層面すべりと地山そのものが崩壊する岩盤すべり・崩落などからなる. 胆振東部地域の地形・地質と土砂崩れを含む地盤変動について解説するとともに,今後の地震防災の対策改善や意識向上に寄与したい.
日時:2022年12月3日(土曜日)13時30分~15時30分
会場:かでる 2.7 北海道立道民活動センター (札幌市中央区北2条西7丁目) 1050会議室
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