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北海道総合地質学研究センター 設立趣旨

北海道内外の大学や研究機関, 教育機関, 自治体, 企業などで地質学の研究・教育・実務に従事し, 退職の時期を迎えた私たちは, これまで行ってきた様々な創造的活動を今後も意欲的に継続したいという希望を持っています. また一方で, これまでに私たちが培ってきた地質学に関する専門性は, いわば永年の社会的な投資によって蓄積された公的財産であり, 可能な限り今後も社会的に活用されることが望ましいと私たちは考えています. 私たちはこの 2 つの目的を効果的に達成するために特定非営利活動法人 北海道総合地質学研究センターを設立しました. 地質学に関する創造的活動のための環境を用意し, その支援ならびに成果の発表・普及活動を行い, それによって純粋地質学から自然防災を含む応用的地質学など幅広い範囲におよぶ「総合地質学」の研究の推進とそれに基づく社会的貢献, 特に市民の地質学的知識の増進に貢献したいと考えています.


北海道総合地質学研究センター 部門構成

北海道総合地質学研究センターは以下の部門を置いています.


01. 運営部門

02. 会計部門

03. 研究基盤統括部門

04. 「総合地質」編集・発行部門

05. インターネットドメイン管理・広報部門

06. 販売部門

07. アウトリーチ 市民向け事業部門

08. アウトリーチ 自治体・企業対応部門

09. アウトリーチ 教育機関対応部門

10. 書籍企画・出版部門

11. アーカイブ部門


北海道総合地質学研究センター 構成員(正会員のうち公表可とするもののみ)

在田一則 Arita, K. (シニア研究員・監事, arita@hrcg.jp)

1965年 北海道大学理学部地質学鉱物学科卒業, 1975年 北海道大学大学院理学研究科地質学鉱物学専攻博士課程修了, 理学博士. 1975 年から北海道大学理学部地質学鉱物学科(地球惑星科学科に名称変更)および大学院理学研究科地質学鉱物学専攻(理学研究科地球惑星科学専攻に名称変更)において研究と教育に従事, 2005年退職. 専門は地質学 (変成岩岩石学, 構造地質学, テクトニクス, 同位体年代学). 衝突型造山帯(日高山脈, ネパールヒマラヤ)の岩石学, 構造地質学および上昇テクトニクス, 深部構造に関する研究などに従事. 現在, 北海道大学総合博物館ボランティア.


合地信生 Gouchi, N. (研究員, gouchi@hrcg.jp)

1977年 金沢大学大学院理学研究科修士課程修了. 1977 年から斜里町教育委員会知床博物館等に勤務し, 学芸員として知床の火山活動の普及を行ってきた. 専門は変成岩岩石学であり, 神居古潭帯の高圧変成岩の形成を変成反応とテクトニクスから考察. 神居古潭帯の北方延長部であるサハリンの変成岩についても調査を行ない, 広い視野から高圧変成岩の形成過程を研究. また, 考古学と岩石学の境界研究として「縄文時代の石斧の流通」と「土器中のガラス分析から土器の焼成温度と粘土成分」についても調査・研究を行なっている.


石崎俊一 Ishizaki, S. (研究員・理事, ishi-shun@hrcg.jp)

1979年 新潟大学大学院理学研究科地質鉱物学専攻修士課程修了. 1990年 技術士 (応用理学部門 地質) を取得. 1979–2014年 日本工営株式会社にて土木地質に関わるプロジェクトに参画, 主としてダム・トンネル・道路関連構造物等の基礎地盤に係わる地質解析・評価, 活断層および構造地質調査・解析, 水文・水資源の調査解析・評価, 気候変動に伴う海面上昇問題プロジェクト等に従事. 2010–2012 年は海外プロジェクトに参画, マダガスカルにてレアメタル関連鉱物資源調査・パキスタンにて鉄道再開発計画に関わる地質調査に従事. 現在, 同社嘱託.


加藤孝幸 Katoh, T. (シニア研究員, ta-katoh@hrcg.jp)

1982年, 北海道大学大学院理学研究科地質学鉱物学専攻博士課程修了, 理学博士. 1986–1993年, ジオサイエンス (株) にて 分析室立ち上げ・温泉調査・土木地質調査等に従事. 1993年 アースサイエンス (株) を創立, 現在に至る. 研究テーマは, 蛇紋岩と付加体の構造, 地熱・温泉・土木地質に関わるフラクチャー系と熱水変質系, コンクリート劣化のメカニズム, 考古遺物の岩石学的視点からの供給源考察など.


川村信人 Kawamura, M. (研究員, mkawa@hrcg.jp)

1975年 北海道大学理学部地質学鉱物学科卒業, 1983年 北海道大学大学院理学研究科地質学鉱物学専攻博士課程修了, 理学博士. 1986 年から北海道大学理学部地質学鉱物学科 (地球惑星科学科に名称変更) および大学院理学研究科地質学鉱物学専攻 (理学研究院自然史科学専攻に名称変更) において研究と教育に従事, 2018年退職. 専門は地質学 (地層学, 堆積学, テクトニクス). 日本列島の古期地質体 (南部北上帯・根田茂帯) や中生代付加体と前弧海盆堆積体 (渡島帯・空知-エゾ帯) の地層学・砕屑物組成・テクトニクスに関する研究に従事. また1996年の豊浜トンネル崩落事故以来, 北海道開発局が設置した北海道道路管理技術委員会をはじめとする道路防災・トンネル建設・自然災害に関する各種委員会・検討会で地質学分野の委員等を務める.


君波和雄 Kiminami, K. (シニア研究員・理事, kimik@hrcg.jp)

1977年 北海道大学大学院理学研究科地質学鉱物学専攻博士課程修了, 理学博士. 1979–2009年 山口大学理学部地質学鉱物科学科および大学院理工学研究科地球圏システム学科において研究と教育に従事. 専門は, 北海道や西南日本外帯の中生界の地域地質学, 堆積岩岩石学, テクトニクス. 主要な研究対象は北海道東部の根室帯, 北海道北部の日高帯, 四国・九州の四万十帯, 四国の三波川帯など.


前田仁一郎 Maeda, J. (研究員・センター長・理事長, maedajin@hrcg.jp)

1974年 北海道大学理学部地質学鉱物学科卒業, 1981年 北海道大学大学院理学研究科地質学鉱物学専攻博士課程修了, 理学博士. 1983 年から 北海道大学理学部地質学鉱物学科/地球惑星科学科および大学院理学研究科地質学鉱物学専攻/理学研究院地球惑星科学部門において研究と教育に従事し, 2016 年退職. 専門は広義の地質学 (火成岩岩石学, テクトニクス, 同位体岩石学/年代学). カラコラム山脈, 日高山脈やオマーン山脈, 南西インド洋海嶺・大西洋中央海嶺・東太平洋海膨の地殻下部斑れい岩類の研究および北海道を含む北西太平洋域のテクトニクスに関する研究などに従事.


松田義章 Matsuda, Y. (研究員・理事, y-matsuda@hrcg.jp)

2004年 北海道大学大学院地球環境科学研究科地圏環境科学専攻博士課程単位取得退学. 1977–2016年 小樽市および札幌市において, 小学校, 中学校, 高等学校の教員および北海道内の小・中・高等学校の理科担当教員の研究・研修機関である北海道立理科教育センター (現, 北海道立教育研究所付属理科教育センター) の地学研究室で, 教育と広義の地球科学および地学教育の研究・研修指導等に従事. 専門は地学教育と広義の地質学 (地域地質学). 主に小樽地域–積丹半島の地質とその地域に分布する中新世–鮮新世の海底火山噴出物 (水中火山岩類) の分類と産状, 平坦面溶岩の時間的・空間的変遷等の研究に従事.


宮坂省吾 Miyasaka, S. (シニア研究員・監事, miyasaka@hrcg.jp)

1968年 北海道大学理学部地質学鉱物学科卒業. 1987年「日高山脈の上昇史」で学位取得 (理学博士). 明治コンサルタント株式会社に入社し, 北海道の地質コンサルタントとして活動. 2002–2013年 北海道大学・北海道教育大学で非常勤講師 (主に自然災害論). 最近は手稲山地すべりや豊平川の洪水史・支笏湖苔の洞門の形成史など地域の自然史解明を目論んでいる.


宮下純夫 Miyashita, S. (シニア研究員・理事, miyashita@hrcg.jp)

1970年 北海道大学理学部地質学鉱物学科卒業, 1979年 北海道大学大学院理学研究科地質学鉱物学専攻博士課程修了, 理学博士. 1987–2013年 新潟大学にて教育・研究に従事. 2013年から 新潟大学名誉教授, 新潟大学自然科学系フェロー. 2003–2012年 日本地球掘削科学コンソーシアム理事, 2008–2012年 日本地質学会会長. 2013年から 日本地質学会125周年記念事業委員, 日本地質学会ジオパーク支援委員, 地質図 JIS 改正原案作成委員会委員. 専門は岩石学・地質学 (主に火成岩岩石学). 研究対象はオフィオライトおよび海洋地殻で, 日高山脈や北海道, オマーンなど.


中川 充 Nakagawa, M. (研究員・理事, nakagawa.mitz@hrcg.jp)

1988年 北海道大学大学院理学研究科地質学鉱物学専攻博士課程修了, 理学博士. 1900–2017年 通産省工業技術院地質調査所/国立研究開発法人産業技術総合研究所に勤務 (2017年 退職予定). 専門は広義の地質学 (岩石学, 鉱物鉱床学). 夕張岳や北海道中軸帯を中心にした地質図幅を編纂. フィリピン, インドネシア, パキスタンなど, 北海道を含む北東・東南・南アジア地域の蛇紋岩と白金族鉱物に関する研究などに従事.


岡 孝雄 Oka, T. (シニア研究員・理事, okatakao@hrcg.jp)

1971年 北海道大学大学理学部地質学鉱物学科卒業, 1973年 北海道大学大学大学院理学研究科地質学鉱物学専攻修士課程中退, 博士 (理学). 1973–2009年 北海道立地下資源調査所 (現:道総研地質研究所) で 地質・地下資源の調査・研究業務. 2009年以降 アースサイエンス (株) および (株) 北海道技術コンサルタントにおいて地質コンサルタント業務に従事する. 専門は堆積岩・堆積物を扱う地質学 (層位学) で, 特に北海道内の新生代末 (新第三紀末–第四紀) の地層を対象とし, 地質図幅・市町村地質図調査, 十勝管内地質図編纂, 農地再編関連表層地質調査などをもとに「北海道の平野・盆地の成立過程」の解明にあたる. 応用地質面では地下水・温泉 (深層熱水) 調査, 泉源観測, 各種ボーリング資料の収集・編纂, 平野地下構造・沖積層解析, 活断層調査, 遺跡周辺地形・地質調査道路路線調査などの実績を有し, 海外についてはサハリン・オーストラリア東部・ニュージーランド・台湾の地形・地質にも研究実績を有する.


嵯峨山 積 Sagayama, T. (研究員・副センター長・副理事長, tsaga@hrcg.jp)

1974年 北海道大学理学部地質学鉱物学科卒業, 博士 (理学). 2016年 北海道立総合研究機構地質研究所を退職. 専門は珪藻分析による堆積環境や地質層序の解明. 北海道内の新第三紀や更新統の層序研究や沿岸海域の地質調査などに従事し, 最近では勇払原野や石狩平野, 厚岸湾, 頓別平野の沖積層を研究している. 現在, 酪農学園大学非常勤講師.


関根達夫 Sekine, T. (シニア研究員・理事, t_sekine@hrcg.jp)

1970年 北海道大学理学部地質学鉱物学科卒業. 1970–2008 年 (株) 建設コンサルタント ドーコン地質部 に勤務し, ダムや路線の地質調査業務に従事. 2008–2011 年 (株) キング設計に勤務. 2016年から (株) 北海道技術コンサルタントに勤務. 技術士 応用理学部門地質. 最近は 4万1千年前に支笏火砕流が豊平川を堰き止めて (仮称) 古藤野湖を形成したという仮説の検証を行っている.


山岸宏光 Yamagishi, H. (シニア研究員・理事, yamahiro@hrcg.jp)

1966年 北海道大学理学部地質学鉱物学科卒業. 理学博士, GIS上級技術者. 1966–1999 年 北海道立地下資源調査所環境地質部 (現:道総研地質研究所) 勤務. 1997–1999 年 京都大学防災研究所非常勤講師, 1999–2008年 新潟大学理学部自然環境科学科教授, 2007–2008 年 新潟大学自然科学系環境防災 GIS センター長, 2004–2006 年日本地すべり学会会長, 2010–2013 年 愛媛大学防災情報研究センター教授. 他に JICA専門員, GIS LANDSLIDE 研究会代表などを歴任. 現在, (株) シン技術コンサル 技術顧問, CEMI 北海道理事, UNESCO 専門員, 日本地すべり学会名誉会員, OSGeo 財団日本支部会員. 専門は地質学で, 地すべり, 火山, 地震防災, GIS (地理情報システム) などの研究に従事.


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